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1972年

男はつらいよ 柴又慕情

男はつらいよ 柴又慕情 男はつらいよ 柴又慕情
渥美清 吉永小百合

 

山田洋次監督1971年製作「男はつらいよ 柴又慕情」を紹介する。シリーズ第9作の本作は、森川信さんが逝去した為に松村達雄さんが“おいちゃん”役を交代した。またファン投票第1位の吉永小百合さんが美しく印象に残る。全国劇場公開は1972年8月からだった。

 

男はつらいよ 柴又慕情 男はつらいよ 柴又慕情
渥美清、倍賞千恵子 松村達雄、吉永小百合、倍賞千恵子、渥美清、前田吟
男はつらいよ 柴又慕情 男はつらいよ 柴又慕情
渥美清、吉永小百合 倍賞千恵子、吉永小百合、渥美清
男はつらいよ 柴又慕情 男はつらいよ 柴又慕情
宮口精二、吉永小百合 松村達雄、前田吟、太宰久雄、倍賞千恵子、三崎千恵子

 

【ストリー】
“フーテンの寅”こと車寅次郎(渥美清)が、初夏を迎えた東京は葛飾柴又に久しぶりに帰って来た。ところが、団子屋「とらや」を経営しているおじ夫婦(松村達雄、三崎千恵子)は寅が急に帰って来たのでびっくり仰天。と言うのも寅の部屋を貸間にしようと「貸間あり」の札を出していたからである。案の定、札を見た寅は捨てゼリフを残して出て行ってしまった。さて、寅の下宿探しが始まった。ところが、手前勝手な条件ばかり言う寅を不動産屋(佐山俊二)は相手にしない。やっと三軒目の不動産屋に案内されたのがなんと「とらや」だった。その上、不動産屋は手数料を要求する。払う気のない寅と居直る不動産屋との間が険悪になりそうになったが、結局、博(前田吟)が仲に入り手数料を払った。今度はそのことで、寅はおじ夫婦とも喧嘩になり、果ては建築中のさくら夫婦の家にケチをつけさくらを泣かせてしまった。居づらくなった寅は、また旅に出ることにした。最初に行った金沢で寅は、久し振りに弟分登(津坂匡章)と再会した。その夜、飲めや唄えのドンチャン騒ぎで、数年振りの再会を喜び合うのだった。翌日、登と別れた寅は、三人の娘たちと知り合った。歌子(吉永小百合)、マリ(泉洋子)、みどり(高橋基子)というこの娘たちを寅は何故か気に入り、商売そっちのけで御馳走したり、土産を買ってやったり、小遣いをやったりする始末。やがて、三人と別れた後、急に寂しくなった寅は柴又に帰ることにした。すっかり夏らしくなった柴又・帝釈天。寅は境内でみどりとマリに再会した。二人は金沢へ旅したときの楽しさが忘れられず、もう一度寅に会いに来たのだった。翌日には、みどりに聞いた歌子がひとりで寅を訪ねて来て想い出話に花を咲かせる。それ以来、たびたび歌子は遊びに来るようになった。そして寅は歌子に熱を上げ始めた。ところが歌子は、小説家の父(宮口精二)と二人暮しで、好きな青年との結婚と、父との板挟みで悩んでいたのである。歌子はこの悩みをさくらに打ち明けた。「すべて貴方の気持次第ね」というさくらに力ずけられた歌子はその青年と一緒に田舎で暮すことを決心した。このことを歌子からじかに聞かされた寅は、翌日、引き止めるさくらに「ほら見なよ、あの雲が誘うのよ」と言い残し、また旅立ってしまった。ひと月後、結婚して幸福な生活を送っている歌子から「とらや」に届いていた手紙には、留守中、寅が訪ねて来たらしいがもう一度寅に会いたいと記してあった。

 

男はつらいよ 柴又慕情 男はつらいよ 柴又慕情
吉永小百合、渥美清 男はつらいよ 柴又慕情

題名: 男はつらいよ 柴又慕情
監督: 山田洋次
企画: 高島幸夫、小林俊一
製作: 島津清
原作: 山田洋次
脚本: 山田洋次、朝間義隆
撮影: 高羽哲夫
照明: 青木好文
録音: 中村寛
調音: 松本隆司
美術: 佐藤公信
装置: 小野里良
装飾: 町田武
衣裳: 東京衣装
編集: 石井巌
音楽: 山本直純
  主題歌:渥美清「男はつらいよ」
現像: 東京現像所
  製作主任:池田義徳
  製作進行:玉生久宗
  監督助手:五十嵐敬司
  スチール:堺謙一
出演: 渥美清、吉永小百合、倍賞千恵子、松村達雄、三崎千恵子、前田吟、津坂匡章(現・秋野太作)、宮口精二、佐山俊二、高橋基子、泉洋子、笠智衆、佐藤蛾次郎、吉田義男、青空一夜、桂伸治、沖田康浩
1972年日本・松竹大船撮影所/シネスコサイズ・35mmフィルムカラー108分

 

 

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